半導体メモリやCMOSイメージセンサの大手ベンダである米Micron Technologyの日本法人であるマイクロン ジャパンは、CMOSイメージセンサを含むイメージングビジネスに関連する4部門を東京・芝浦の新オフィスに集約した。これにより、設計や顧客対応を含むイメージングビジネスのさらなる拡大を目指していく。

今回、新オフィスに集約したのは、CMOSイメージセンサの設計部門であるイメージデザインセンター、セールス/マーケティング部門、カスタマーサービス部門に加えて、米Micron Technologyが昨年(2006年)3月に買収した米Lexar Mediaの日本法人であるレキサー・メディアの4部門。

マイクロン ジャパンによると、CMOSイメージセンサを中心としたビジネスが急激に拡大した影響で、今までは各部門が分散する形になってしまっていたという。今回の統合により、イメージデザインセンターを含む各部門の連携を強化し、より迅速で充実した顧客対応を目指していく。

また、携帯電話用のカメラなどに用いられるCMOSイメージセンサの設計にさらに注力し、今後はイギリスやアメリカ、ノルウェーの各拠点と連携し、時差を利用した24時間体制での開発を行っていくという。