米Zimbraと英Canonicalは14日、Linuxディストリビューション「Ubuntu」を対象としたコラボレーションスイート「Zimbra Collaboration Suite(ZCS) Network Edition for Ubuntu」を発表した。対応システムはUbuntu 6.06 LTS、ZimbraのWebサイトでは60日間試用可能な無償トライアル版が公開中。
ZCS Network Editionは、メールボックス1つあたり25米ドル/年(25ユーザ以上)からの商用パッケージ。Open Source Editionが備えるコラボレーションツールとしての基本機能に加え、メールの添付ファイルを対象とした検索機能や、クラスタリングなどのディスク管理機能、ドメインレベルでのユーザ管理機能を利用できることが特徴。Outlook/MAPIとApple iSyncクライアントとの同期機能も、Network Edition(Professional)のみ提供される。
SourceForge上のサイトでは、オープンソース版の「ZCS Open Source Edition」も公開中。クライアントソフトの「Zimbra Desktop」も、同社Webサイトから無償ダウンロード可能。