openSUSEプロジェクトは9日、Linuxディストリビューション「openSUSE 10.3」のプ最終版ロードマップを公開した。KDE 4.0プレビュー版の収録など先進機能のフィーチャーが計画される正式版は、10月4日のリリースが予定されている。
最終版ロードマップには、α版のリリースを7月(α6)まで続けたあと、8月に最初のβ版を公開する予定が記されている。β版は8月下旬(β2)と9月(β3)にも公開され、9月下旬には最初のリリース候補版(RC1)が登場する見込み。
openSUSE 10.3は、x86とx86_64、Power PCの3種のプラットフォームに対応。現時点では、自動パッケージアップデートを行うツール「zypper」の機能強化や外部パッケージリポジトリの統合など、管理面でのブラッシュアップが予定されている。最新のオープンソースソフトウェアも収録、同じく10月に正式リリース予定の「KDE 4.0」は、プレビュー版が同梱されるという。