愛くるしい目が特徴的なフォクすけ。画像は「フォクすけ*ブログ」から。Copyright © 2006-2007 Mozilla Japan. All rights reserved.

2006年9月、しっぽに炎を宿したキツネの子「フォクすけ」が日本で誕生した。Firefoxの認知度を高めるために生み出されたこのマスコットは、日本発のキャラクターらしく(?)若干"萌え"の要素を含んでおり、IT業界という枠を超えて非常に多くの日本人から愛されている。

そして2007年5月、「Foxkeh's Blog」において英語のコンテンツに囲まれたフォクすけが登場。日本のフォクすけは、世界の「Foxkeh」へと変身した。言語の壁に阻まれ、海外の人の目に留まることがなかったフォクすけが、ついに日本を飛び出し、世界に進出したのである。

Foxkeh's Blogは、Firefoxの日本向けプロモーションサイトである「フォクすけ*ブログ」を基に作成されている。現在のところ、Firefox紹介ビデオ(英語アナウンスに変更されている)、カレンダー付き壁紙、Forefoxの歴史などのコンテンツが提供されている。

Foxkeh's Blog - 英語でFirefoxのプロモーションを展開するフォクすけ

Foxkeh's BlogにはFirefoxを紹介する動画コンテンツも用意されている。アナウンスは英語に翻訳されており、ところどころに英語の注釈が入っている

フォクすけのような"かわいいキャラクター"が欧米でも受け入れられるかどうかはわからない。ただし、mozillaZineのアナウンスメッセージを読む限りでは、悪い印象を持たれてはいないようだ。フォクすけは世界の舞台でどこまで活躍できるのか。今後の動向に注目したい。