米VMwareは、開発者向け仮想化ソフトウェアの最新版「VMware Workstation 6」を発表した。Windows版およびLinux版が用意され、US189ドルにて販売されている。

VMware Workstation 6では、新たにWindows Vistaのサポートを追加。ゲストOSまたはホストOSとして、Windows Vistaの選択が可能となった。また、同業界初となる複数ディスプレイのサポートが実現したとされ、1台の仮想マシンを複数モニタで表示したり、複数台の仮想マシンを、それぞれの対応モニタで表示したりできるという。

さらに、USB 2.0デバイスのサポート、セキュア管理を実現する「VMware ACE Option Pack」オプション、既存のPCから数分で仮想マシンを作り上げる「Integrated Physical-to-Virtual(P2V)」機能、仮想マシンの実行過程を詳細に記録し、忠実に再現する「Record & Replay」機能などが追加されている。