富士通は9日、エントリ向けのディスクアレイ「ETERNUS2000」を発売した。2Uのラックマウント型で、最大で9TB分(12台)のHDDを搭載できる「モデル50」、10TB(24台)まで搭載できる「モデル100」、54TB(72台)まで搭載可能な「モデル200」の3モデルを用意している。大企業の部門システムや中堅企業の基幹システムでの利用を見込んでいる。
9TB(12台)まで搭載できる「モデル50」 |
10TB(24台)まで搭載できる「モデル100」 |
54TB(72台)まで搭載できる「モデル200」 |
RAIDコントローラや、外部および内部のインタフェースのコントローラを1チップに収めるなど、部品点数を約60%削減している。そのため、同社の従来品と比較して消費電力を最大40%削減できるという。そのほか、低消費電力を図るために、アクセスのないディスクの回転を停止させる「エコモード」を備えており、ディスクが回転している場合と比べて、消費電力を最大で15%ほど削減できる。そのほか、静音であることも特徴で、外気温に応じてファンの回転速度を制御することにより、稼動音を42dB以下に抑えている。
本ディスクアレイは、故障などに対処するため、コントローラや電源、ファンなどが二重化されている。2台のHDDが故障した場合でもデータの復旧が行えるRAID 6をサポート。また、格納されるすべてのデータにチェックコードを付与してデータの整合性を確認および保証する「ブロックガード機能」を備えるなど、信頼性を高めている。
モデル50の最小構成価格(税抜価格)は99万9千円、モデル100は188万円、モデル200は425万円。本年8月末日より出荷を開始する。
製品 |
モデル200
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モデル100
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モデル50
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最大記憶容量 |
54TB
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18TB
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9TB
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最大搭載可能HDD数 |
72
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24
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12
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HDD容量 | SAS |
300GB/146GB/73GB(15,000rpm)
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ニアラインSATA |
750GB/500GB(7,200rpm)
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コントローラ数 |
2
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ホストインタフェース |
FibreChannel(最大4Gbps)
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ホストインタフェース数 |
2または4
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キャッシュ容量 |
4GB
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2GB
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1GB
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