Mozilla Foundationは24日(米国時間)、Webブラウザ「Firefox 1.5」のサポート期限を5月中旬まで延長した。当初サポートの打ち切りが予定されていた24日当日、開発者向けのブログ「Mozilla Developer Center」で明らかにされたもの。サポート延長の理由には、コミュニティへの告知を浸透させることが挙げられている。
Firefox 1.5のサポートが終了すると、バージョン1.5.0.x系のセキュリティおよび安定性を向上させるアップデータは配布されない。5月中旬まで重大なセキュリティホールが発見されないかぎり、3月20日に公開されたバージョン(1.5.0.11)が1.5系では最後のリリースとなる。Mozillaでは、より速く安全なオンライン体験を提供するためにも必要だとして、Firefox 1.5のユーザに対し2.0系へのバージョンアップを呼び掛けている。