Googleは4月13日(米国時間)、Google Summer of Code(SoC)のWebサイトにおいてSoC 2007年の公募に通過したプロジェクトを発表した。6,200件近い応募の中から900のプロジェクトが採用となった。採択率15%ほどという狭き門をくぐり抜けた学生に、今年も熱いコーディングの夏がやってくる。

同社は2007年2月、2005年と2006年にひきつづき2007年にもGoogle SoCを開催する旨を発表同年3月14日から24日にかけて参加を受け付け、最終的に140弱の団体から900名を越える学生が同プログラムを通過した。

採用数を900以上にまで増やした理由は、申請されたプロジェクトがどれも高いクオリティを示していたためだとされている。2005年、2006年と2年に渡って開催された同プログラムを通じて、SoCの認知度が高まったことが後押ししていると言えるだろう。

Google SoCに関する情報はSummer of Code Blogを通じて発表されるほか、SlashNET IRCネットワークの#summer-discussチャンネルやGoogle Summer of Code Discussフォーラムを経由して取得できる。また細かい進展状況はそれぞれのプロジェクトが持つWebサイトから取得できる。気になるプロジェクトをチェックしたければGoogle Summer of Codeのサイトから対象のプロジェクトをトレースしてみるとよいだろう。

"SoCな学生"たちに今年も熱い夏がやってくる。