ネットレイティングスは、デジタル・オーディオとビデオコンテンツの視聴状況計測サービス「SiteCensus Streaming」(サイトセンサス・ストリーミング)を開始することを発表した。インターネット利用者のデジタル・オーディオやビデオコンテンツの視聴動向が把握できるサービスとなる。
SiteCensus Streamingでは、主に以下6点について、ストリーミングコンテンツの視聴・利用状況を計測する。
- 再生開始回数
- ユニークプレイヤー数(視聴者数)
- 再生時間、再生完了回数
- ブラウザ種別、OS(オペレーティングシステム)種別
- 再生ページ(URL)
- 地域別の再生状況
同サービスはWebビーコン型のアクセス解析サービス「サイトセンサス」のオプションサービスとして提供される。
広告主側としては、分析指標のカスタマイズやサイト視聴データの活用次第で、数値に裏付けられたターゲットプランを作成することが可能になるという。
また、サイトセンサス・ストリーミングは、今年中に米国で提供開始予定。国内での提供開始は来年以降になるという。同社は今後、SiteCensus Streamingに人口統計データを統合する総合サービス「Video Census」の提供を目指すとしている。