米Googleは4日(米国時間)、同社のAdWords広告主向けの支援ツール「Website Optimizer」のベータテストを全世界の全AdWords広告主を対象に開始したと発表した。
AdWords広告主は、同社のWebサイトから登録を行えば、Website Optimizerを利用することができる。また、数週間以内のうちには、自動的に利用できるようになる予定だという。
Website Optimizerは、AdWordsの広告主が、自社のWebサイトにおいて、どのようなデザイン(見出しや文章、画像)を用いれば、より多くの顧客から支持されるかについて、テストするためのツールである。
具体的には、まず、見出しや文章、画像などの異なる複数のパターンのデザインを用意しておく。そして、それぞれのデザインが顧客からどのような反応を得たかについて、Website Optimizerから生成されるレポートやグラフ、表によって確認できるというものである。
同社では、昨年(2006年)にWebsite Optimizerのβ版をリリースし、一部のAdWords広告主を対象にテストを行っていた。