リクルートは、メディア・マーケティング事業会社「ブログウォッチャー」を2日に設立した。Web上に数多存在するブログやSNSなどのユーザー発信型コンテンツ(UGC: User-Generated Content)を、東京工業大学 奥村学研究室のテキストマイニング技術と、リクルートの編集ノウハウを用いて、ユーザーの声を基にした雑誌感覚のWebサイトを提供していきたい考えだ。

リクルートは現在、情報誌や店舗型の相談カウンターなどにおいて、さまざまなかたちで企業と一般消費者をつなぐ情報サービスを展開している。そこで同社は発展目覚ましいインターネットにおいて、今以上に価値をもったメディアを提供することが重要な経営課題であると考え、今回の新会社設立になったという。

「ブログウォッチャー」は資本金5,000万円で設立され、代表取締役には羽野仁彦氏が就任。株主構成はリクルートが99%、奥村学氏が1%。