共同更新用のTumblelogを作成する
友人やサークル仲間などとWebサイトを共同運営したいと考えている人もいるかもしれない。シンプルなブログサービスである『Tumblr』では、ユーザ登録時に作成する自分のブログ(Tumblelog)とは別に、複数のTumblelogを作成することができ、他のユーザと共有して複数人数で更新していくことが可能だ。
また、非公開のTumblelogを作成し、そこに友人を招待して、Dashboardだけを共有することもできる。今回は、自分用とは別のTumblelogを新たに作成して、他のユーザと共有する方法を見ていこう。
まず、Tumblrにログインしたら、「Dashboard」の右側にあるメニューで「+Create a new Tumblelog」をクリックしよう(図1)。図2のようなページが表示されるので、Tumblelogのタイトルと希望のURLを入力して、<Create tumblelog>ボタンをクリックする。
再びDashboardが表示されるので、ページを再読み込みすると、右側に新たに作成したTumblelogのメニューが追加されている(図3)。Tumblelogのリンクをクリックすれば、公開用のページを確認することができる(図4)。
作成したTumblelogに友人を招待
Tumblelogのメンバーとして友人を招待する場合は、Dashboard右側のメニューから「Members」をクリックする(図5)。次に表示されるページで友人のメールアドレスを入力し、<Invite to this tumblelog>ボタンをクリックしよう(図6)。
入力したメールアドレス宛に招待メールが送信され、メールに記載されているURLにアクセスすることでTumblelogに参加できる(図7)。なお、友人がすでにTumblrにユーザ登録している場合は、ログインした状態でURLにアクセスすると認証が行われる。また、Tumblrにユーザ登録していない場合は、記載されたURLにアクセスして、まず個人用のTumblelogを作成する必要がある。
記事を投稿する際は、投稿フォームの右上にある「Post to」で、どのTumblelogに投稿するかを選択する(図8)。ブックマークレットでも投稿先の選択が可能だ(図9)。メンバーは共有のTumblelogに記事の投稿を行なうことができ、投稿された内容はDashboardで確認が可能(図10)。
Membersのページでは、メンバーを管理者(admin)に設定したり、メンバーの削除を行なったりすることができる(図11)。Tumblelogの管理者になると、メンバーの招待やTumblelogのカスタマイズを行なう権限が与えられる。また、共有のTumblelogをやめる際には、<Leave this tumblog>ボタンをクリックすればよい(図12)。運営メンバーが一人もいなくなった場合は、Tumblelogの公開用URLは停止される。
なお、新たなTumblelogを作成する際に、ページ右上の「create a private tumblelog」をクリックすれば(図13)、公開用URLを作成せずに、Dasahboardだけを共有して、投稿を行なうことができる(図14)。
(鈴木友博@ゴーガ)