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1929年、セイコー製の懐中時計が日本で初めて鉄道時計として認定された。今回、千趣会が手がける通販事業のベルメゾンと、セイコーウオッチがコラボレーションし、この懐中時計をモチーフとした限定モデルを発売する。

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国産初の鉄道時計に指定されたセイコーの懐中時計、現代モチーフと限定300個で復活

NOV. 01, 2024 16:23 Updated DEC. 23, 2024 16:24
Text : 林利明
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1929年、セイコー製の懐中時計が日本で初めて鉄道時計として認定された。今回、千趣会が手がける通販事業のベルメゾンと、セイコーウオッチがコラボレーションし、この懐中時計をモチーフとした限定モデルを発売する。千趣会は東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)とも協業しており、今回の懐中時計「東京駅開業110周年記念 国産鉄道時計 セイコーコラボレーション限定モデル」はその一環。

  • 東京駅開業110周年記念 国産鉄道時計 セイコーコラボレーション限定モデル

モデル名の通り、東京駅の開業110周年を記念したものでもある。2024年11月5日から「ベルメゾン JRE MALL店」にて販売し、購入者には2025年1月下旬に届く予定。価格は8万9,900円。なお、ベルメゾンネットでは販売されない。

11月30日までに注文した申込者の中から、抽選で20名に鉄道博物館の入場券(1枚)をプレゼントするキャンペーンも実施する。商品や購入に関する詳細は特設サイト(2024年11月5日10時公開予定)を参照いただきたい。

  • オリジナルモデルが現場で活躍していたころの1コマ

  • 限定モデルのインデックスは、当時のオリジナルモデルを踏襲したデザイン

デザイン面では、オリジナルモデルが活躍していたころに確立した提げ時計としての携帯スタイルと、シンプルな作りをモチーフにした。ダイヤルの大きなアラビアインデックスは時刻を読み取りやすく、初代鉄道時計のデザインを踏襲。

裏面には「東京駅丸の内駅舎」と、シリアルナンバーを刻印した。懐中時計の組み紐は駅舎のレンガをイメージした3色で構成しており、東京駅に紡がれてきた歴史を感じさせるデザインだとしている。

  • 裏面のデザイン

  • かつての東京駅(駅舎)のレンガをイメージした組み紐

時計が収められる特製ボックスは、時計をセットした状態でスタンド部分を立てて飾れる仕様。内側には東京駅丸の内駅舎の描き起こしイラストと、「東京駅開業110周年」の文字を記した。

  • 本体サイズ:約50.4mm×50.4mm、厚み約13.4mm
  • 本体重量:約83g
  • ケース素材:ステンレス
  • 風防:カーブアクリルガラス
  • 提げ紐の長さ:約30cm(ポリエステル製)
  • 駆動方式:電池式クオーツ(キャリバー No 7C21)
  • 精度:平均月差±15秒
  • 電池寿命:約10年
  • 耐磁性能:強化耐磁(JIS耐磁時計2種)
  • 保証期間:3年間
  • 特製ボックス

  • 特製ボックスに懐中時計をセットして、スタンドとして飾っておける


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。