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デロンギの全自動コーヒーマシンに、新しいフラッグシップモデル「デロンギ エレッタ エクスプロア Wi-Fiモデル 全自動コーヒーマシン ECAM45086T」が加わります。

( Life )

コーヒーライフを充実、5分で水出しコーヒーを作れるデロンギの新しい全自動コーヒーマシン

AUG. 21, 2024 06:00 Updated DEC. 23, 2024 17:17
Text : 倉本春
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コロナ禍以降、自宅で美味しいコーヒーを飲みたいという家庭が増え、高級コーヒーマシンのニーズが高まりました。そんなこだわり派から人気なのは、家庭用プレミアムコーヒーマシンの定番ともいえるデロンギの全自動コーヒーマシン。このシリーズに、新しいフラッグシップモデル「デロンギ エレッタ エクスプロア Wi-Fiモデル 全自動コーヒーマシン ECAM45086T」(以下、ECAM45086T)が加わります。発売は9月3日、価格はオープン、推定市場価格は34万8,000円です。

  • 新しく最上位モデルとなるECAM45086Tは、「デロンギ エレッタ エクスプロア ECAM45055G」の上位モデルです

ミルクメニューが特殊な「エクスプロア」シリーズ

デロンギの全自動コーヒーマシンは、日本だけでなく世界でもトップシェアのシリーズ。その大きな理由は、ボタンひとつで幅広いコーヒードリンクが作れる手軽さと、自動洗浄によってメンテナンスに手間がかからない点にあります。

今回の新製品、ECAM45086Tは、一般的に10時間以上かかる「コールドブリュー」を約5分で抽出できることや、豆ごとに抽出方法を変えられるまさに「こだわり」の機能を搭載したことが特徴です。

  • デロンギの全自動コーヒーマシンの上位モデルは、操作パネルのアイコンをタッチするだけでミルクメニューまで手軽に作れます。写真は新製品ECAM45086Tの操作画面

  • 本体の起動時と終了時に水の通り道などを自動洗浄をするため、毎日の基本的なメンテナンスはコーヒー豆のカスを捨てるだけ。驚くほど手間がかかりません

  • コーヒーの味にこだわっているのは当たり前。たとえば、抽出ごとに豆を挽くグラインダーには高価なコーン型グラインダーを採用しています

デロンギの全自動コーヒーマシンは、新製品を含めて12モデルをラインナップ。12モデルの違いはミルクメニューの有無やメニュー数の多さ、操作性、本体デザインなど。

これまでの最上位モデル「デロンギ エレッタ エクスプロア 全自動コーヒーマシン ECAM45055G」と新製品のECAM45086Tで構成する「エレッタ エクスプロア」シリーズは、「冷たいフワフワのミルクが作れる」という他製品にはない特徴があります。

カフェラテやカプチーノに利用されるフワフワのフォームミルクは、通常は冷たいミルクに熱い蒸気を使って泡状にします。このため、基本的に泡ミルクは50℃以上の温かい状態で仕上がるのです。一方、エレッタ エクスプロアシリーズはコールド専用の「ラテクレマ クールミルクコンテナ」を利用することによって、珍しい「コールドドリンク用フォームミルク」を作れます。

  • 一般的なホットのフォームミルクを作るための「ラテクレマ ホットミルクコンテナ」(写真左)と、コールド用の新しい「ラテクレマ クールミルクコンテナ」(写真右)

ドリップコーヒーのような抽出方法が可能に

新製品ECAM45086Tだけの注目機能には、約5分でコールドブリューコーヒーが作れるという「コールド エクストラクション テクノロジー」があります。コールドブリューコーヒーとは、熱を加えず低温で抽出するコーヒーのこと。一般的には、10時間前後かけてゆっくりコーヒーエキスを抽出するのが基本です。

デロンギの全自動コーヒーマシンシリーズは、圧力をかけて熱湯で一気にコーヒーを抽出する「エスプレッソ」をベースにドリンクメニューを作っていました。一方で新しいコールドブリューメニューだけは、あまり圧力をかけずに常温の水でコーヒーを抽出しますが無圧力ではないため、5分での抽出が可能なのです。コールドブリューは水滴のように、ポタポタと少しずつ抽出されてきます。

  • 通常のエスプレッソベースのアイスコーヒー(写真右)と、新コールドブリューコーヒー(写真左)。コールドブリューコーヒーは透明度が高く、コーヒーの赤色が鮮やか。同じ量の氷を入れていますが、エスプレッソベースは氷がほぼ見えません

  • クールミルクコンテナを使ったコールドブリューコーヒーのアレンジメニューも搭載しています。写真は3層の色味が美しいコールドブリューラテ

実際に試飲してみると、従来のエスプレッソベースで作ったアイスコーヒーは後味スッキリとしたパンチのある味なのに対し、コールドブリューは豆の酸味や旨みが強調されていました。正直、同じ豆から抽出したとは思えないくらい味の違いが楽しめます。

コールドブリューは特に中煎りや浅煎りした豆の繊細さが味わえる印象なので、近ごろ人気の「フルーティーなコーヒー」好きは気に入るのではないでしょうか? 個人的にはホットメニューにも導入してほしいくらい、すばらしい機能です。

豆に合わせた抽出でこだわり派も満足

もうひとつの特徴的な新機能「ビーン・アダプト テクノロジー」は、豆に合わせた抽出ができるというもの。アプリでコーヒー豆の「種類」「焙煎度」「粒度」を入力すると、その豆に最適な設定で抽出してくれます。抽出後は自分好みに設定を微調整して保存しておくことも可能です。

  • 連携させた専用アプリで「豆の種類」「焙煎度」「粒度」を設定すると、使用する豆に最適な抽出に調整

  • 設定後、最初の一杯は試飲用に抽出します。味に納得いかない場合は何度でも微調整可能です

  • 調整した設定を「コーヒー豆2」という名前で登録したところ。豆アイコン横の「4」は豆の粒度。コーヒー豆の粒度のみ手動で設定する必要があります

デロンギの全自動コーヒーマシンシリーズは、買った設定そのままでもボタンを押しただけで美味しいコーヒーが楽しめる手軽さが魅力。とはいえ最近は「スペシャリティコーヒー」など、自宅でもこだわりのコーヒー豆を楽しむ人が増えています。

普段は手軽に幅広いカフェメニューを楽しみつつ、こだわりの豆を使う場合は納得できるまで「自分の味」を追求できるビーン・アダプト テクノロジーは「手間をかけずにコーヒーにこだわりたい」という人にとって、まさに待っていた機能といえるのではないでしょうか。

今回は短い時間の体験でしたが、ホットからアイスまで幅広いカフェメニューを手軽に楽しみたい人はもちろん、コーヒーの「自分だけの味」を求めたい人まで、新しいECAM45086Tが1台あと、毎日のコーヒーライフがより楽しくなりそうです。


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。