オリス「ダイバーズデイト」新作、レトロデザインに最新スペックを搭載

オリスのアイコンともいえるコレクションの「ダイバーズデイト」が新しくなった。1960年代にリリースされた初期のダイバーズウォッチの系譜は、2015年に現代的なデザインを採用した「ダイバーズ65」が登場。2024年の今回、最新のアップデートが行われた。

ダイバーズデイト（ブラック、「01 733 7795 4054-Set」）

2015年のダイバーズ65は、ドーム型サファイアクリスタル風防とステンレススチールケースに、最新式（当時）の自動巻き機械式ムーブメントを搭載。今回はこうしたエッセンスや特徴的な緩やかなフォームを継承しつつ、すべてのディテールを見直してスタイルと機能をアップグレードしたとしている。

カラーバリエーションは、ブラック、ブルー、ベージュの3色で展開。これらのカラーは1960年代のインダストリアルカラーから採用したとのこと。いずれも価格は41万8,000円。

ダイバーズデイト（ブルー、「01 733 7795 4055-Set」）

ダイバーズデイト（ベージュ、「01 733 7795 4051-Set」）

スチール部分にわずかな重量感を加えて存在感を高め、風格をアップ。逆回転防止ベゼルはグリップ性と堅牢性を向上し、セラミックをインサートしている。防水性能は従来の10気圧から20気圧へと強化。自動巻きの機械式ムーブメントの「オリス733」は、パワーリザーブを約41時間へと延ばした。

文字板も改良。アワーマーカーのエッジに確度を付けることによって、視認性を高めている（見た目には分かりにくいが）。フォントも専用に開発したものだ。いずれも基本的にはステンレススチールのメタルブレスレットだが、交換用のブラックラバーストラップが付属。簡単に交換できるクイックストラップチェンジシステムを備えている。