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デロンギの全自動コーヒーマシンシリーズに、新機軸のモデルが登場する。レトロポップな外観に、交換式の豆ホッパーで複数のコーヒー豆を手軽に使い分けられるという本格派だ。

( Life )

コーヒー好きの夢、自宅で本格カフェメニューを楽しめるデロンギの新しい全自動コーヒーマシン「リヴェリア」

DEC. 12, 2024 20:15 Updated DEC. 23, 2024 17:17
Text : 倉本春
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コーヒー好きにとって、美味しいコーヒーは生活に欠かせない。……なのだが、自宅で美味しいコーヒーを淹れるのは時間がかかって後片付けも面倒だったりする。そんな「手間をかけたくない」コーヒー好きから絶大な人気を誇り、世界のコーヒーマシン市場でトップシェアを続けているのがデロンギの全自動コーヒーマシンシリーズだ。

今回、新シリーズとなる「デロンギ リヴェリア 全自動コーヒーマシン(EXAM44055G/EXAM44055BG/EXAM44035B)」(以下、リヴェリア)が登場。デロンギ初となるクラウドファンディングのプロジェクトからスタートする。

  • クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて支援募集を開始するデロンギ リヴェリア 全自動コーヒーマシン

GREEN FUNDINGでのクラウドファンディングは、目標額が100万円、期間は2024年12月16日~2025年2月28日だ。リターンの詳細などはオープンしてみないとわからないが、一般販売予定価格から最大24%割引の特典をはじめ、オプションやコーヒー豆をセットにしたプランもあるそうだ。支援者へのリターン送付は2025年3月下旬からの予定。

一般販売の参考価格は、全自動のミルクメニューに対応した上位モデルが24万8,000円、対応しないモデルが18万8,000円(ミルクフロッサーは付いているので手動でフォームミルクを作れる)。一般販売は2025年4月以降を予定している。

インテリアのポイントにもなりそうなアースカラーの新デザイン

全自動コーヒーマシンとは、基本的には圧力をかけてコーヒーを抽出する「エスプレッソ」タイプのコーヒーメーカーのこと。デロンギの全自動コーヒーマシンシリーズは、本体で飲みたいカフェメニューのボタンを押すと、豆と水の計量から挽き、コーヒー抽出、カップに注ぐ、マシン内部の洗浄まで、すべてをマシンが全自動で行ってくれる。

  • リヴェリアの操作画面。カップをセットして液晶画面のカフェメニューをタッチすれば、あとは待つだけ。コーヒー以外に、給湯やミルクメニューも(上位モデルのみ)

  • 香り高いコーヒーが抽出されてくる

新シリーズのリヴェリアは、そんなデロンギの全自動コーヒーマシンのなかでも「本体デザイン」と「豆の交換ができる」という2つの点で異色の存在だ。

もともとデロンギの全自動コーヒーマシンは、機能性を感じさせるソリッドで高級感のあるイタリアンデザインを採用しており、カラーもブラックやシルバーといったベーシックな色使いがほとんどだった。一方で新しいリヴェリアは、ブラック以外にもグレーとベージュをラインナップ。グレーとベージュはニュアンスのあるアースカラーで、ナチュラルなインテリアにもなじむ珍しいカラーリングだ。

  • 奥から、オニキスブラックのEXAM44035B、ペプルグレーのEXAM44055G、サンドベージュのEXAM44055BG。ペプルグレーとサンドベージュは、ミルクメニューに対応する上位モデル。ブラックのみミルクメニュー非対応

  • 左から、オニキスブラックのEXAM44035B、ペプルグレーのEXAM44055G、サンドベージュのEXAM44055BG

従来モデルは凹凸の少ないシンプルな箱型形状だったが、新型のリヴェリアは豆ホッパーと水タンクが本体から飛び出たデザインに変更。ホッパーやタンクを本体の外に配置することで、全体的にコンパクトで圧迫感がない。

これまでははカラーや形状から重厚感・高級感・機能性といった印象を押し出していたが、新リヴェリアはレトロポップで軽やかな印象。どちらが好きかはインテリアや好みによって分かれるところだが、全自動コーヒーマシンはインテリアのポイントにもなる家電だけに、選択の幅が大きく広がった点は素直にうれしい。

  • 従来は本体内蔵だった豆ホッパーや水タンクが飛び出た形になることで、豆や水の残量が遠くからでも一目でわかるようになった。機能的にも優秀なデザインなのだ

気分に合わせて手軽に豆を変えられる

変わったのはデザインだけではない。コーヒー好きに注目してほしいのは、豆ホッパーを外せる点だ。そのときの気分やコーヒーメニューにあわせて、コーヒー豆を選びたいこともあるだろう。リヴェリアなら、豆ホッパーを入れ替えるだけで手軽に豆を変えられる。リヴェリアには予備ホッパーがひとつ付属するうえ(計2個を同梱)、ホッパーはあとから何個でも買い足すことが可能だ。

  • 本体ホッパーのほか、予備ホッパーも同梱。ホッパー内に豆を入れたまま保存容器のように利用することも可能だ

コーヒー好きにとっては、最大4人まで登録できるパーソナライズ機能を搭載していることも大きな魅力。家族ごとにコーヒー豆の量やミルク抽出量などを好みに変更可能なので、たとえば家族のコップサイズにあわせて抽出量を変更したり、同じカフェラテでも両親はコーヒー豆量多め・ミルク少なめ、自分はコーヒー豆量少なめ・ミルク多めにしたりなど、人にあわせた抽出ができる。

  • 家族ごとに好みの味に調整できるパーソナライズ機能を搭載

リヴェリアはカフェメニューの幅広さも魅力のひとつ。とくに注目してほしいのは、カプチーノなどのミルクメニューに対応した上位モデルだ。口当たりの柔らかなフワフワのミルクメニューを8種類、香り高いコーヒーメニューを8メニューという、合計16メニューをボタンひとつで作れる。

たとえばミルクメニューには、エスプレッソにほぼ同量の温かいミルクを加えたコルタード、エスプレッソにほぼ同量のスチームミルクを加えたフラットホワイトといった、ちょっとマニアックなメニューも用意されている。

  • 実際にリヴェリアで抽出したカプチーノとカフェラテ。同じミルクを入れたコーヒーながら、試飲すると口当たりやミルクのコクに違いが感じられる。ミルクの泡のキメ細かさはデロンギならでは

  • 毎日のメンテナンスは、コーヒー滓が溜まったらゴミ箱に捨てるだけ

リヴェリアはボタンひとつで幅広いメニューを提供でき、しかも一杯ごとにコーヒーの濃さやミルクの割合も変更可能。毎回の片付けの手間もなしと、よくあるコーヒーマシンで面倒なところがほとんどない。本体はそれほど大きくなく、ニュアンスカラーの本体はインテリアの一部としてもおしゃれ。コーヒー好きが夢見る「自宅がカフェなら」を叶えてくれるマシンではないだろうか。


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。