収益物件の売買仲介サービスを提供するティーガッツケイは、「不動産投資の実態」に関する調査結果を2024年12月24日に発表した。調査は2024年11月29日〜12月1日の期間、20代~50代の不動産投資家を330名を対象に行われた。
はじめに、不動産投資で収益が上がっているかを尋ねると、76.1%が「はい」と回答。「いいえ」は14.6% だった。この結果から20代~50代の不動産投資家の7割以上が、不動産投資で収益を上げていることが明らかになった。
次に、不動産投資で収益が上がっていると回答した人に「現在、所有している投資用不動産の数」を聞くと、1位は「2~3件」(39.4%)だった。次いで、2位「1件」(33.9%)、3位「6件以上」(15.9%)、4位「4~5件」(10.8%)と続いた。この結果から不動産投資で収益を上げている不動産投資家の6割以上が、少なくとも2件以上投資用不動産を所有していることがわかった。
また、不動産投資で収益が上がっている人に所有している投資用不動産の種類を尋ねると、「マンション一室」が42.2%で最多だった。次いで、2位は「不動産ファンドやREIT」で41.4%、3位が「賃貸アパート1棟」で27.1%という結果に。
不動産投資を成功させるために最も重要だと思う要素については、35.4%が「長期的な視点」と回答。次いで、「投資対象物件の選定力」(30.7%)が続いた。
投資用不動産を選ぶ際に主に重視するポイントについて、1位は50.6%で「物件の立地条件」だった。次いで、2位には「資産価値の将来的な上昇が見込めること」(44.6%)、3位には「周辺のインフラや生活環境の充実度」(39.8%)がランクインした。この結果から、投資用不動産の選ぶ際には、現在、また将来の周辺環境や含めた立地を重視する人が多いことが明らかに。
投資用不動産を選ぶ際、最も信頼している情報源は何かを尋ねると、22.7%が「周辺のインフラや生活環境の充実度」と回答して最多だった。次いで、「投資経験者の口コミや意見」(19.1%)、「不動産会社の提案」(18.3%)が続いた。この結果から、投資用不動産を選ぶ際に情報源として最も信頼されているものは「周辺のインフラや生活環境の充実度」であることがわかった。