マイナビニュースマイナビ
Large

ランボルギーニが新型車「テメラリオ」(Temerario)を日本で公開した。新しいV型8気筒ツインターボエンジンを搭載するプラグインハイブリッド車(PHEV)で、すでに受注の受け付けは始まっているとのこと。価格は非公表だ。どんなクルマなのか実物を見てきた。

( Car )

ランボルギーニの新車は1万回転まで回るPHEV? テメラリオを実車確認

DEC. 03, 2024 08:00 Updated DEC. 24, 2024 17:15
Text : 藤田真吾
Share

ランボルギーニが新型車「テメラリオ」(Temerario)を日本で公開した。新しいV型8気筒ツインターボエンジンを搭載するプラグインハイブリッド車(PHEV)で、すでに受注の受け付けは始まっているとのこと。価格は非公表だ。どんなクルマなのか実物を見てきた。

  • ランボルギーニ「テメラリオ」

    ランボルギーニ・ジャパンは2024年11月29日、国立競技場(東京都新宿区)で「Lamborghini DAY Japan 2024」を開催。新型車「テメラリオ」を公開した

最高920馬力の電動ランボ

テメラリオは外部から充電できるハイブリッドカー=PHEVだ。ランボルギーニのPHEVとしては「ウルスSE」「レヴエルト」に続く3台目となる。

  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • 「テメラリオ」はランボルギーニの伝統に則り、闘牛で活躍した牛の名前から命名。ボディサイズは全長4,706mm、全幅1,996mm(ミラーを除く)、全高1,201mm、乾燥重量1,690kgで、「レヴエルト」より一回り小さく、車両重量も軽い

テメラリオはV型10気筒エンジンを搭載する「ウラカン」の実質的な後継モデルという位置づけ。新たに開発した4.0LのV8ツインターボエンジンを搭載し、3つのモーターを組み合わせる。バッテリーパックは長さ1,550mm、高さ301mm、幅240mmで、総容量3.8kWhのパウチセルを内蔵する。

V8ツインターボエンジンの回転数は最大1万rpm。量産型スポーツカーで1万rpmに達した唯一のエンジンであるというのがランボルギーニの説明だ。テメラリオの動力性能はシステム全体で最高出力920PS(676kW)、最大トルク730Nm。停止状態から100km/hに達するまでの時間(ゼロヒャク加速)はわずか2.7秒だ。走りの面でのトピックとしては、走行モードに「ドリフト(Drift)モード」が初採用となっている。

  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • タコメーターには1.2万rpmまで刻んであった

テメラリオの納車にはけっこう時間を要するようで、「Lamborghini DAY Japan 2024」の会場にいたスタッフに聞いたところによれば、これから注文すると1年くらいはかかる見通しであるとのことだった。

  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」
  • ランボルギーニ「テメラリオ」

Share

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。