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「横浜キャンピングカーショー2024」(会場:パシフィコ横浜)で地元愛あふれるキャンピングカーを発見した。随所に湘南のアイコンが散りばめられたこのクルマ。その名も「江の島」とのことだが、どんなクルマなのか。ブースの人に聞いてみた。

( Car )

湘南スタイル全開! キャンピングカー「江の島」ってどんなクルマ?

OCT. 14, 2024 11:30 Updated DEC. 24, 2024 17:15
Text : 安藤康之
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「横浜キャンピングカーショー2024」(会期:9月14日~15日、会場:パシフィコ横浜)で地元愛あふれるキャンピングカーを発見した。随所に湘南のアイコンが散りばめられたこのクルマ。その名も「江の島」とのことだが、どんなクルマなのか。ブースの人に聞いてみた。

  • ダイレクトカーズのキャンピングカー「江の島」

    湘南を代表する観光スポット「江の島」の名を冠するキャンピングカーに遭遇! 特徴は?

アウトドアで便利なリアゲートを装備!

「江の島」はダイレクトカーズが手掛けるキャンピングカーだ。トヨタ自動車のキャンピングカー専用ベース車両「カムロード」がベースで、車体サイズは全長4,990mm×全幅2,150mm×全高2,950mm。乗車定員は8人だ。販売価格は998万円~となっている。

まさか横浜のキャンピングカーショーに合わせて開発した? とも思ったのが、話を聞くと3年前の厚木店オープンを記念して誕生したクルマだという。

車名の通り南国感にあふれるエクステリアの大きな特徴になっているのが、後部に設けられた大きな跳ね上げ式のリアゲートだ。

  • ダイレクトカーズのキャンピングカー「江の島」
  • ダイレクトカーズのキャンピングカー「江の島」
  • 開口部の大きいリアゲートはサーフボードやスノーボードといった長尺物のアウトドアアイテムでも余裕を持って積み下ろしできる

通常、キャブコンに分類されるキャンピングカーでは、こうした大口のリアゲートを見かけることはあまりないが、「江の島」はサマースポーツやウインタースポーツなどのアウトドアユースをコンセプトにしていることもあり、こうした機構を考え出したのだという。

確かに、サーフボードやスノーボードといった長尺物のアイテムを積み下ろしすることを考えれば、大きなリアゲートがあれば何かと使い勝手がいいだろう。それに、目的地でリアゲートを開けておけば車内の開放感も増すはずだ。

インテリアでは、エントランスをリアに設けることで効率的な室内レイアウトを実現。ダイレクトカーズ独自の「コ」の字型ソファーはラウンジタイプのため、ゆったりとくつろげる。

  • ダイレクトカーズのキャンピングカー「江の島」

    テーブルを囲んで家族や友人との団欒が楽しめる「コ」の字型レイアウトの車内

昇降式のテーブルを下げてマットを敷きつめれば、簡単に就寝スペースが作り出せる。運転席上部のバンクベッド、リアの電動プルダウン式2段ベッドと合わせて、最大7名分の就寝スペースが確保できる。

アウトドアギアを積んで大人数で遊びにいくといった使い方がぴったりの1台である。

デカールやカラーは変更可能?

ダイレクトカーズが取り扱うトラックベースのキャンピングカーのなかでは売れている部類だという「江の島」。厚木店だけではなく、三重県にある鈴鹿店でも取り扱っているそうだが、湘南感満載の「江の島」は三重でも需要があるのだろうか。聞いてみたところ、リアゲートを備えたレイアウトは「江の島」しかないため、需要はあるとの回答だった。

「『江の島』という車名ではありますが、デカールは別途費用をご負担いただければ自由に変更できます。また、外装色についても、ダルビィというオールペイントサービスを『江の島』から始めました。標準色は白ですが、外装色を変えて自分だけの1台に仕上げることができます」

  • ダイレクトカーズのキャンピングカー「江の島」

    湘南らしさ全開のまま乗るのもよし、デカールやカラーを変更して自分だけのキャラクター性を追求するのもよしだ

ダルビィはカラー番号さえあればどんな外装色にも対応しているとあって、可能性は無限大。それもあり、利用するオーナーは多いという。自分の色を前面に押し出したキャンピングカーで旅を楽しめば、ひと味違ったカーライフが送れるかもしれない。


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。