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天星酒造が運営するウイスキー蒸溜所「菱田蒸溜所」は、クラウドファンディング「CAMPFIRE」の限定プロジェクトとして、「過疎化が進む鹿児島県志布志市 山奥の廃校をウイスキー熟成施設として復活させたい」を実施中。

( Life )

山奥の廃校をウイスキー熟成施設として再建 - クラウドファンディング開始

MAY. 11, 2024 16:45 Updated DEC. 24, 2024 14:35
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天星酒造が運営するウイスキー蒸溜所「菱田蒸溜所」は、クラウドファンディング「CAMPFIRE」の限定プロジェクトとして、「過疎化が進む鹿児島県志布志市 山奥の廃校をウイスキー熟成施設として復活させたい」を実施中。

菱田蒸溜所が起ち上げたプロジェクトは、平成26年度に廃校となった鹿児島県の志布志市立田之浦中学校を借り受け、ウイスキー熟成施設「田之浦エイジングセラー」として再建するというもの。

プロジェクト開始のきっかけは、天星酒造がウイスキーなどの製造を続けるにあたり、貯蔵庫が手狭になったこと。日本の「ジャパニーズウイスキー」は、製造後は日本国内にて最低3年間、樽で貯蔵熟成させなければならない。菱田蒸溜所は2022年11月からウイスキー製造を始め、2025年末までウイスキーの樽が増え続ける。

そこで新たな貯蔵庫が必要となり、菱田蒸溜所から車で約30分の場所にある田之浦中学校を借り受けることとなった。田之浦中学校を貯蔵庫として使用するにあたっては、校舎の改修や設備投資などに多額の費用が発生するため、クラウドファンディングを利用して支援を募ることとなった。

募集期間は2024年5月10日~同年7月27日。目標支援金額は300万円。支援金は床面の工事や解体費用、ウイスキーの樽を置くパレットの購入費用、フォークリフトや作業機器の購入などにあてられる。

支援のリターンは、田之浦の地で熟成させたシングルモルトウイスキーやシングルグレーンウイスキー。菱田蒸溜所が保有する3カ所のウイスキー製造・貯蔵施設の見学ツアーなども用意する。支援額とリターン内容は以下の通り。詳細はCAMPFIREのプロジェクトページを参照のこと。

  • 7,000円:菱田蒸溜所 桜カスク500日熟成モルト&バーボンカスク熟成グレーンセット(各200mL 1本、2024年08月予定)
  • 8,000円:菱田蒸溜所熟成 ニューボーンモルトウイスキー500mL コニャック樽熟成(2027年08月予定)
  • 8,000円:菱田蒸溜所熟成 ニューボーンモルトウイスキー500mL アメリカンホワイトオーク新樽熟成(2024年09月予定)
  • 15,000円:一口カスクオーナー権 田之浦エイジングセラー熟成 シングルモルトウイスキー700mLシェリーカスク(2027年08月予定)
  • 18,000円:HOJUNバーボンカスク樽熟成 シングルモルトウイスキー 一口カスクオーナー権&芋焼酎HOJUNバーボンカスクフィニッシュ セット(2027年09月予定)
  • 30,000円:菱田蒸溜所&有明、田之浦エイジングセラー見学&テイスティングツアー(それぞれ、10月26日開催分、11月9日開催分、11月23日開催分)
  • 500,000円:田之浦エイジングセラー熟成ミニ樽オーナー権 アメリカンホワイトオーク48L(2027年09月予定)
  • 550,000円:田之浦エイジングセラー熟成ミニ樽オーナー権 フレンチオーク樽53L(2027年09月予定)
  • 1,150,000円:田之浦エイジングセラー熟成モルトウイスキー シェリーオロロソカスクオーナー権(2027年09月予定)

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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。