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印字部設立翌年の1932年6月に刊行された『標準軍歌集 : 附録・陸海軍喇叭譜』(野ばら社)。奥付上部 (写真3枚目) には、この本が写真植字で印字されたものとして、その宣伝が掲載されている。本文には仮作明朝体 (刊行年より推定) が使用されており、楽譜部分は手書きとおもわれるが、その手書き作業ついては野ばら社内でおこなったのか、写真植字機研究所などが版下作成をおこなったのかは不明。野ばら社でかつて手書きによる楽譜の版下作成に従事していた職人の話によると、楽譜の版下作成は、昭和30年代ごろには専門職として、職人の会社があったという。本書はおそらくオフセット印刷で、印刷は北陽印刷 (東京府下王子町船方133、代表 早田茂) [注4] (取材・撮影協力:野ばら社)

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