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動体に対するAFの対応や被写体認識の能力に関し、Z 8はZ 9と同様「ニコンZで最高峰」の実力を有するが、テッペンに立っていると言えるのは、あくまでも「ニコンZ」の中での話であって、ミラーレス機全般の中における評価は「並」にとどまるのが現実だ。とりわけ「画面内に占める割合が小さな被写体を嫌う」(そういう条件が苦手な)傾向には顕著なものがあり、Z 9のファームアップでもその点の改善を繰り返してきているようなのだが、未だ根本解決には至っていないという個人的な印象は拭えないでいる。一方、ド・アップで撮っている時の被写体認識AF動作に不満は皆無。少々意地悪な角度からのアプローチしているこんな切り撮りでも、瞳をしっかり認識し思い通りの仕上がりをいざなってくれた。問題は“引き”の絵だ(NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用、ISO800、1/500秒、F5.6)

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