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初夏の頃、高く低く縦横無尽とも思える航跡を描きながら超高速で飛び回るツバメの姿を見たことがあるだろうか。これを思い通りに撮るのは、サーキットを走るクルマやバイクを撮るよりも数十倍、難しいハズなのだけど、EOS-1D X Mark IIIの「自動選択AF+AIサーボAF+約16コマ/秒」だと思いのほか簡単に撮れてしまってビックリ。この場面では、まず画角内にご覧の通りの“小ささ”で存在するモノを自動選択AF(サーボAF開始測距点AUTO設定)が正確に認識、難なくAF追従を見せた点に驚かされることになった。そして、等倍で見て初めて分かるこの瞬間(捕虫の直前)を見事、捉えているのは、紛れもなく約16コマ/秒の恩恵。ぶっちゃけ、撮っているときには気づいていない(見えていない)一瞬が知らぬ間に撮れていたっつうことで、この結果は私ではなくカメラの実力ってことなのです(EF600mm F4L IS III USM使用、ISO200、1/2000秒、F4.0、+0.7補正)

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