デルは7月7日、代表取締役社長の郡信一郎氏が8月1日付で退任し、後任として平手智行氏(前ベライゾンジャパン合同会社 執行役員社長)が、同日付けで代表取締役社長に就任することを発表した。
なお、郡氏は米デル 日本アジア太平洋地域の要職に就くという。
平手氏は1987年に日本IBMに入社後、アジア太平洋地区経営企画、米IBM本社の戦略部門を経て、2006年には執行役員と米国IBMバイスプレジデントに就任。国内では主に通信、メディア、流通、公益等の業種別事業、サービス事業を統括した。
2011年12月末日付で同社を退任し、米ベライゾン エリアバイスプレジデント、ベライゾンジャパン社長に就任した。
米デル アジア太平洋地域担当プレジデント兼グローバル・エマージング・マーケット会長、アミット・ミダ氏は「平手新社長がデル株式会社へもたらす経験とリーダーシップに期待しています。グローバル市場における彼の豊富な業界経験と今般の就任が、真のエンドツーエンドソリューションプロバイダーとしてのデルの新たな時代を切り開くことでしょう」と述べている。