米マイクロソフトは1月8日(現地時間)、Microsoft Security Response Center ブログ「Evolving Microsoft’s Advance Notification Service (ANS) in 2015」において、セキュリティ更新プログラムの事前通知の方法を変更すると伝えている。
同社は、毎月第2火曜日にマイクロソフト製品およびサービスを対象としたセキュリティ更新プログラムを公開しているが、その内容を事前に知らせるため「事前通知」を行ってきた。
今後、事前通知は、プレミア サポートの顧客や Microsoft Active Protections Programなどのセキュリティ プログラムに関係する組織に対し、同社のテクニカル アカウント マネージャー サポート担当を通じて直接提供され、これまで行われてきたブログやWeb ページでのお知らせは廃止される。
事前通知の方法が変更される理由については、「事前通知は大規模な組織向けに最適化されてきたが、多くの顧客が事前通知を利用していなかった。実際には、毎月第2火曜日の更新 (月例リリース) を待つか、自動更新が適用されるため特別な準備作業をほぼ行っていなかったから」と説明されている。
同社は、プレミア サポート契約を利用していないユーザーについては、myBulletins (英語情報) の利用を勧めている。