ソニー、ハイレゾ対応イヤホン「XBA-A3」「XBA-A2」 - 新開発BA搭載

ソニーは9月25日、新開発のリニアドライブ バランスド・アーマチュアを採用したイヤホン「XBA-A3」「XBA-A2」「XBA-A1」を発表した。XBA-A3とXBA-A2がハイレゾ対応、XBA-A1がハイレゾ非対応となっている。いずれも発売は10月18日で価格はオープン。

3モデルのバランスド・アーマチュア(BA)はいずれも最上位モデル「XBA-Z5」と同じく、T型シンメトリック・アーマチュアや、振動板とアーマチュアを直接連結したダイレクトドライブ構造を採用。ベースの立ち上がり下がりをより正確に再現する「ビートレスポンスコントロール」技術、左右のグラウンドを分けた4芯構造ケーブルなどにより音質を高めている。

XBA-A3

XBA-A3は16mm径のダイナミックドライバー、フルレンジBAとHDスーパーツイーターBAによる3ウェイ構成の密閉型インナーイヤーレシーバーだ。推定市場価格は36,000円前後(以下すべて税別)。XBA-H3の後継機種に位置付けられている。

主な仕様は、感度が105dB/mW、再生周波数帯域が3Hz～40,000Hz、インピーダンスが32Ω(1kHzにて)、最大入力が100mW(IEC)となっている。入力プラグは金メッキL形ステレオミニプラグ、質量は約10g(ケーブル含まず)。マイクとリモコン付きヘッドホンケーブル(長さ約1.2m)が付属する。

XBA-A2

XBA-A2は12mm径のダイナミックドライバー、フルレンジBAとHDスーパーツイーターBAによる3ウェイ構成で、推定市場価格は26,000円前後。従来モデルのXBA-H2とは異なり、ハイレゾ音源の再生に対応している。主な仕様は、感度が108dB/mW、再生周波数帯域が4Hz～40,000Hz、質量が約9gとなるほかは、上位モデルのXBA-A3と共通だ。マイクとリモコン付きヘッドホンケーブル(長さ約1.2m)が付属する。

XBA-A1

XBA-A1は9mm径のダイナミックドライバーとフルレンジBAによる2ウェイ構成で、推定市場価格は15,000円前後。ハイレゾ非対応のXBA-H1後継機種となっている。主な仕様は、感度が107dB/mW、再生周波数帯域が5Hz～25,000Hz、インピーダンスが24Ω(1kHzにて)、質量が約7gとなるほかは、上位モデルのXBA-A3と共通だ。