チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(以下、チェック・ポイント)は9月9日、Software Bladeアーキテクチャをベースとするソフトウェアの最新版「Check Point R77」を発表した。
「Check Point R77 ThreatCloud Emulation Service」画面 |
今回発表された新製品では、未知の脅威に対抗する最新の「ThreatCloud Emulation Service」、パフォーマンス拡張技術である「Check Point HyperSpect」、「Check Point Compliance Software Blade」、新しい集中デバイス管理機能、RADIUSおよびIF-MAPの統合によるユーザ・アイデンティティ認識機能の拡張、および統合型セキュア・オペレーティング・システム「Check Point's GAiA」の強化を含む50種以上の製品強化が実現されている。
「ThreatCloud Emulation Service」はアプライアンスで利用可能となり、コンテンツ検査エンジンである「Check Point HyperSpect」が初めて搭載。また、「Check Point Compliance Software Blade」が標準搭載となった。
すでにチェック・ポイント製品を利用中の顧客は、無償でR77にアップグレード可能。「ThreatCloud Emulation Service」ではグローバルかつ組織全体のファイル数をベースとした料金体系を採用しており、1カ月あたり最大で10,000ファイルの検査を月額63,000円から試用できる。