米Appleは現地24日、同社の開発者カンファレンス「Worldwide Developers Conference (WWDC) 2013」を6月10日から6月14日の5日間の日程で開催すると発表した。会場は米カリフォルニア州サンフランシスコのMoscone West。参加チケットはAppleのWWDC特設サイト上で米太平洋夏時間の4月25日午前10時(日本時間の4月26日午前2時)から購入可能。価格は1,599ドル。

WWDCは世界中から開発者たちが一堂に会し、未来のiOSとOS Xについて学ぶことができるカンファレンス。1000人以上のAppleのエンジニアが100以上のテクニカルセッションを行い、開発者が新技術を組み込むのを手助けするハンズオンラボが用意される。また、App Store、Mac App Storeで提供する最も優れたアプリケーションを表彰するApple Design Awardsも開催される。

同カンファレンス開催にあたって、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ・シラーは「この1年はAppleの開発者たちにとって最も実り多く、利益を生んだ年となりました。彼らに最新のソフトウェアテクノロジーと開発者ツールを紹介し、革新的な新しいアプリケーションを作るお手伝いをすることに心を躍らせています。WWDCで新しいバージョンのiOSとOS Xをお渡しするのが待ちきれない気持ちです」と声明を述べており、iOS 7の発表が期待される。