米Appleが現地23日に発表した2013年の第2四半期決算(2013年1~3月)は、純利益が95億4,700万ドルとなり、前年同期比17.9%減少となった。売上は436億300万ドルで同11.2%増となったものの、研究開発費と販売管理費が利益を圧迫した。

地域別売上では、米大陸が140億5200万ドルで同7%増、欧州が98億ドルで同11%増、中国(香港、台湾含む)が82億1300万ドルで同8%増、日本が31億3,500万ドルで同19%増、その他のアジア太平洋地域が31億6,200万ドルで同26%増となった。売上は全地域で伸び、米大陸外の売上比率は67.7%と約7割を占めた。このうち日本は7.1%の売上比率を占めている。

機種別の販売台数は、iPhoneが3743万台で同7%増、iPadは1947万台で同65%増、Macは395万台で2%減、iPodは563万台で27%減だった。iPhoneの販売台数は伸びたものの、売上では、229億5500ドルと同3%同にとどまった。売上増大を牽引したのはむしろiPadのほうで、87億4,600万ドルと同40%増と好調だった。