グリーは、同社が運営するソーシャルネットワーキングサービス「GREE」において、未成年者に対して設定された利用上限額を超えて利用できる障害が新たに発覚したと公表した。対象人数は5544人、上限超過額は4,937万円に上った。
同社では今月7日にも同様の障害を報告。フィーチャーフォン向けGREEユーザーで支払法にクレジットカードを選択した未成年のユーザーが上限額を超えて利用できる状態になっていた。733人に影響がおよび上限超過額は2,811万円に上った。
今回の障害では、新たに、決済手段として「GREEの月額コース」および楽天Edyを利用する未成年者も対象となることが明らかになった。また、他社決済システムとの接続における仕様上の不具合を原因とする未成年ユーザーの超過課金が発生していたことも判明した。
同社では該当者に対して返金手続きに関する案内を順次行うとともに、GREE登録年齢が20歳未満のユーザーに対しては1月18日よりクレジットカードによるコインの購入が行えないように制限した。