JALグループは、同グループのスタッフが着用する、新たな制服のデザインを発表した。今回発表された制服は、2013年度上期より航空運送事業に関わる全部門のスタッフ(約2万6,700名)が着用する。

ファッションデザイナーの丸山敬太が手がけた、JALの新しい制服

今回発表された制服の新デザインはファッションデザイナーの丸山敬太が担当。丸山はデザイン構想の段階から参画し、着用する社員の思いを取り入れながら制作を進めたという。また、これまで各社で異なるデザインだったJALグループ内の客室乗務員や搭載・貨物部門の制服のデザインを統一。素材・管理方法について徹底的な見直しを実施することにより、大幅なコスト削減を実現したとのこと。コスト面については、デザイン上の創意工夫という点で丸山からも提案が行われた。

なお、現在は着用予定者からの要望を取り入れ、新制服の機能面などの微修正を行っている段階で、制服の詳細については後日発表されるという。ちなみに、丸山がデザインを手がけたのは「客室乗務員」と「地上スタッフ」の制服のみ。そのほかのスタッフ制服についてはJALグループ内の担当部門にてデザインした。