以前から側背面の金属部分が傷付きやすいとの噂のあったiPhone 5だが、9月21日の一般発売を機にユーザーから傷跡写真のアップロード報告が上がっている。また実際にiPhone 4Sとの比較でどちらが傷付きやすいかを検証する動画も出ており、こうした細かい傷を気にするユーザーはきちんとカバーを購入して周囲を保護しておいたほうがよさそうだ。 同件はApple Insiderが報じている。同誌はTwitter上にアップロードされた画像のいくつかを紹介しており、iPhone 5の傷付きやすさが個体差によるものではないことを示している。特に傷付きやすい部位は側面の角部分で、そこに表面加工が剥げる形で小さな傷として残るようだ。Twitter上ではiPhone 4でアンテナ短絡のキーワードとして使われていた「Antennagate」をもじり、「#scuffgate」のハッシュタグで情報共有が進んでいる。
そして実際にiPhone 5がどれだけ傷付きやすいのか検証した動画を、
製品修理やお馴染みのiPhone分解記事で話題のiFixitがYouTubu上にアップロードしている。2歳の子供に"鍵"をもたせてiPhone 5と4Sの新旧2つのiPhone表面を引っ掻かせる動画だが、ポケット内で金属製品をすり合わせるだけで小さな傷がつく可能性があることを示しような内容になっている。致命的なものではないが、こうした細かい傷を気にするユーザーは保護カバー対策が必須だろう。