Samsung Electronicsは8月29日(ドイツ時間)、Android 4.1 Jelly Beanを採用したデジタルカメラ「GALAXY Camera」を発表した。「Wi-Fiのみ」「3G+Wi-Fi」「4G (LTE)+Wi-Fi」など、3つのネットワークオプションが用意される。

GALAXY Cameraは1.4GHz駆動のクアッドコアプロセッサを搭載。背面のタッチスクリーンは4.8インチ(308ppi)のHD Super Clear Touch Displayだ。内蔵ストレージは8GBで、microSDSC/ microSDHC/ microSDXC対応のメモリーカードスロットを装備。aGPS、GLONASS、HDMI出力などをサポートする。

撮像素子は1/2.3インチ BSI CMOSで、有効画素数は1630万画素。レンズは35ミリ換算で23-483ミリ(F2.8-5.9)の光学21倍ズーム。

バッテリーは1650mAh。本体サイズは128.7×70.8×19.1ミリで、重さは305グラムだ。

「GALAXY Camera」、4.8インチのタッチスクリーンを備えた背面は、まるでAndroidスマートフォンのようだ

Smart Proという、マクロ、リッチトーン、サンセット、青空、花火など10種類の撮影モードが用意されている。撮影した写真やビデオは、Photo WizardやMovie Wizardを使ってタッチスクリーン上で簡単に編集・加工できる。Smart Content Managerという管理ツールも用意されており、フォルダ分類、顔認識を使ったタグ付けなどを行える。Google PlayやSamsung Appsなどのアプリストアをサポートしているので、これらからダウンロードしたInstagram、Facebook、Skypeなどの使用も可能だ。

豊かなネットワーク機能を利用した機能も数多く備える。「Auto Cloud Backup」は撮影した写真を自動的にクラウドに送信するバックアップ機能。「Share Shot」を使えば、撮影した写真をそのまま共有できる。また、GALAXY S IIIやGALAXY Note IIなど幅広いGALAXYデバイスと直接接続し、ワイアレス経由で写真や動画を共有するこも可能だ。