三菱電機は26日、ブルーレイディスクレコーダー「DVR-BZ260」を発表した。発売は4月20日で価格はオープン。推定市場価格は8万円前後となっている。
DVR-BZ250は、2011年5月に発売した「DVR-BZ250」の後継モデル。搭載しているチューナーは地上/BS/110度CSデジタル×各2基で、デジタル放送の2番組同時録画にも対応する。内蔵しているHDDの容量は500GBだ。
録画は、最大12倍までの長時間録画に対応している。2番組同時録画の際は、片方のチューナーはDRモードでの録画となるが、DRモードで録画した後に、長時間モードへ自動変換することも可能。なお、自動変換は電源がオフの時に行われる仕組みだ。
新モデルでは、同社のレコーダーとしては初めて、USB接続の外付けHDDに対応した。ただし一般的なレコーダーとは異なり、USB HDDに直接、録画を行うことはできない。USB HDDは、新機能「グット楽容量アップ」のためのものだ。
グット楽容量アップは、内蔵HDDの空き容量が少なくなると、自動的に録画番組をUSB外付けHDDへデータを移動させて、内蔵HDDの空き容量を確保するものだ。移動は古い番組から順に行われる。録画はあくまでも内蔵HDDを記録先として行われるため、録画予約時に録画先を指定する必要はない。
また、DVR-BZ250では新たに、「予約アシスト」「再生アシスト」「操作アシスト」の3つのアシスト機能を搭載している。予約アシストは、過去の録画・再生履歴からユーザーの好みを判断して、それにマッチした番組をリストアップするものだ。再生アシストは、録画した番組をジャンル別に表示し探しやすくするもので、操作アシストは操作内容を音声で案内するものとなっている。
さらに、DLNAのサーバー機能も、同社のレコーダーとしては初めて搭載されている。
本体サイズはW431×D204×H52mmで重量は2.9kg。消費電力は26Wとなっている。