日本オラクルは10月12日、サーバー仮想化製品の新版「Oracle VM 3.0」の提供を開始したと発表した。

Oracle VMは、ハイパーバイザ型のサーバー仮想化ソリューション。仮想化基盤の「Oracle VM Server」と、それを管理する「Oracle VM Manager」によって構成されている。

新版では、新たに「Storage Connectプラグイン・フレームワーク」を搭載。管理者はOracle VM Managerから透過的に、ストレージアレイが持つ重複排除や高速クローンなどの機能を管理することができるという。また、「Open Virtualization Format(OVF)」形式をサポートしたほか、ポリシーベースのリソース制御/電源管理機能なども新たに組み込まれている。

Oracle VM 3.0は、OracleのWebサイトから無償でダウンロードできる。現在はx86サーバ向けの64bit版のみが提供されている。

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