ダイハツ工業は20日、ガソリン車ではトップクラスの低燃費を実現したという新型軽乗用車「ミラ e : S」(イース)を発売した。グレードは、2WDがD / L / X / Gの4タイプ、4DWがXf / Gfの2タイプで、価格は79万5,000円から122万円。
同車は、昨今の環境意識や低価格志向の高まりを受け、"エコ(エコロジー+エコノミー)&スマート"をコンセプトに、誰もが乗れる「第3のエコカー」として開発。パワートレーンの進化や車両の軽量化・省資源化、エネルギーマネジメントなどを含む新開発の低燃費技術「e : Sテクノロジー」の採用により、約40%の燃費向上を果たした。JC08モードでは30km/L(2WD)というガソリン車トップクラスの低燃費を実現し、全6グレードがエコカー減税の75%軽減レベルに適合。また、徹底した原価低減活動によって79万5,000円からの低価格となっている。
エクステリアは、無駄を廃したシンプルでクリーンな造形により、合理的・知的なエコイメージを感じさせるスタイリングを採用。インテリアは、シンプルで合理的なデザインの中に上質さ、新鮮さを表現したという。立体駐車場に入る全高1,500mmのコンパクトなボディサイズの中で、1,920mmのロングな室内長と1,350mmのワイドな室内幅を確保し、大人4人がしっかり座れるという室内空間も特徴。