ミクシィは8月31日、同社の運営するソーシャルネットワーキングサービス「mixi」において、新しいプラットフォームとなるソーシャルページ「mixiページ」の提供を開始したと発表した。発表にあわせて、ディズニー公式mixiページやYahoo!ニュース mixiページなどが各社から公開されている。

ディズニー公式mixiページ (c)Disney

Yahoo!ニュース mixiページ

ユーザーや企業、アーティストなど誰もが無料でソーシャルグラフに最適化されたmixiページを作成することができる。このmixiページがユーザーとコミュニケーションできるプラットフォームとなっている。

mixiページの作成者は情報を発信することでそのページのフォロワーとコミュニケーションができ、またユーザーはフォロワー同士のコミュニケーションやmixi上でつながる身近な友人同士でのコミュニケーションをより楽しめるようになるという。

mixiページ イメージ

今回公開されたmixiページの大きな特長は、これまでのmixiが閉じたサービスであったのに対し、mixiページは誰でも見ることができるオープンなプラットフォームであること。広く公開されたmixiページと、従来のマイミクシィなど閉じたサービスをつなげるのが、同社が保有するソーシャルグラフ(ユーザーとユーザのつながり)になる。

たとえば、mixiページでユーザが発信した内容は、そのmixiページの作成者とユーザー自身の2者の関係性にとどまるのではなく、そのユーザーのマイミクシィのHOME画面にも表示されるように設計されている。このようなオープンプラットーフォームとクローズドプラットフォームが、ソーシャルグラフを通して自然に結びつけられるようになっている。

機能面では、mixiページのデザインやメニューのカスタマイズが可能で、PC、モバイル、スマートフォンの3デバイスでの閲覧に対応している。また、コミュニケーションとしてのつぶやき機能やプロフィール情報などの掲載、メニュー項目の追加・編集などが可能。ページ作成者が利用できるベーシックアプリケーションでは、日記や写真の公開、Twitter連携、自由にコンテンツをレイアウトできるホワイトボード機能などが用意されている。

今後については、mixiページアプリのプラットフォームをサードパーティーに公開してアドオンアプリの開発ができるようにすることやアクセス解析機能の提供、チェックインスポット連携などの機能を予定しているとのこと。

mixiページの作成については、同社のWebサイト「mixiページnavi」に掲載されており、企業や芸能人のmixiページが今後公開されるという。