日産自動車は8月2日、日産リーフに搭載している駆動用のリチウムイオンバッテリから一般住宅へ電力供給するシステムをグローバル本社前に建設された積水ハウスの「観環居」で公開した。

リーフの駆動用バッテリから一般住宅へ電力供給するシステム

同システムは、一般住宅の分電盤に直接接続してコネクタを日産リーフの急速充電ポートへ繋ぐことで、日産リーフに搭載している駆動用の大容量リチウムイオンバッテリに蓄えた電気を住宅へ供給することを実現する。コネクタはグローバルで利用実績があり、CHAdeMO協議会の急速充電器プロトコルに対応している。

日産リーフのバッテリの蓄電能力は24kWhと大容量であるため、一般家庭の約2日分の日常使用電力をまかなうことができる。

同システムは車両から電力を供給するだけではなく、車両への充電も行え、日産リーフを所有している人も利用可能。