東芝は20日、LEDレグザ「40A2」を発表した。発売は2月中旬。価格はオープンで、市場価格は、13万円前後と予想される。

倍速フルハイビジョンのLEDレグザ「40A2」。ベーシックなA2シリーズだが、上級モデル並みの高画質処理を採用

40A2は、14日に発表した「22A2」「19A2」に続くA2シリーズのモデル。A2シリーズは、LEDレグザのなかではベーシックなクラスの製品だが、40A2は、22A2/19A2とは、画面サイズだけでなく、製品の仕様も若干異なる。まず、22A2/19A2がハイビジョンパネルを使用していたのに対して、40A2では、1920×1080のフルハイビジョンパネルを採用(VA方式)。また、映像エンジンの「レグザエンジン」、超解像技術「レゾリューションプラス4」「おまかせドンピシャ高画質2」の採用は19A2/22A2と同じだが、40A2ではさらに、倍速駆動の「倍速・モーションクリア」や、「パワー質感リアライザー」「フィルムモード」「階調クリエーション」「シャープネスオプティマイザー」といった上級モデル並みの高画質処理も採用している。ダイナミックコントラスト比は200万:1で、パネルコントラスト比は4000:1。

チューナーは、他のA2シリーズと同様に、地上/BS/110°CSデジタル×1に、地上アナログ×1。録画機能は非搭載。入力端子は、HDMI×2、D5×1、S2×1、コンポジット×2を装備する。本体サイズは956(W)×637(H)×203(D)mm。質量は15.5kg(いずれもスタンド込み)。定格消費電力は111Wで、年間消費電力量は87kWh/年。