シャープは14日、AQUOSブルーレイの新モデル「BD-HDS63」を発表した。発売は2月15日。価格はオープンで、市場価格は7万5,000円前後と予想される。
BD-HDS63は、BD-HDS53の後継モデルとなるシングルチューナータイプのブルーレイレコーダー。BD-HDS53では非対応だった「ブルーレイ3D」に対応したことで、同社のブルーレイレコーダーは、VHS一体型の「BD-HDV22」を除けば、すべて3D対応となった。
HDDの容量は320GB。新トランスコーダーを搭載しており、最大で約10倍のフルハイビジョン長時間モードでの録画に対応。内蔵HDDに最大で約283時間のフルハイビジョン録画が可能だ。また、BDメディアの大容量規格BDXLにも対応しており、3層のメディアを利用した場合、DRモードでは約12時間分、長時間モードでは約87時間分のフルハイビジョン録画が可能だ。長時間モードでの録画の際に発生しやすいノイズを低減する「微細化高画質」技術も採用されている。なお、同社のレコーダーでは、高画質純録り機能により、長時間モードを使用した場合でも、音声チャンネルや番組連動データーなどがそのまま保存できる。
また、スカパー!HD録画にも対応。スカパー!HD対応チューナーや、スカパー!光HD対応チューナーとLANケーブルで接続することで、スカパー!HDの番組を、ハイビジョン画質で録画できる。また、BD-HDS63はシングルチューナーモデルではあるが、内蔵チューナーとスカパー!HDとの同時録画にも対応する(スカパー!HD録画はDRモードのみ)。
ネットワークは、「アクトビラ ビデオ・フル」、「TSUTAYA TV」などに対応するほか、ホームネットワーク機能(DLNA)も搭載。HDDに録画した番組をネットワーク経由で同機能に対応したAQUOSなどで試聴することが可能だ。USB端子も装備しており、AVCHD規格のデジタルムービーの取り込みや写真の取り込みに対応する。本体サイズは、430(W)×67(H)×299(D)mm。質量は約4.1kg。消費電力は最大30W。