パナソニックは1月6日、同社のデジタルテレビ「ビエラ」と連携してクラウドサービスに対応するスマート端末「ビエラ・タブレット」を開発したことを発表した。同社は今年この端末を商品化し、映像配信・電子書籍配信などのクラウドサービス事業に向けた取り組みを開始する。
ビエラ・タブレットは小型ディスプレイとタッチパネルを用いたタブレット型の端末。ビエラと連携して、インターネットテレビ単体で体験するサービスとは異なる新しい価値を提供する。サービスやコンテンツに適した視認性と操作性を実現するため、同端末は4型、7型、10型と異なるディスプレイサイズを持つ複数機種で展開される。OSにはAndroidが採用されている
同社は同日に今春よりビエラに搭載されるクラウド型のテレビ向けインターネットサービス「VIERA Connect」を開始することを発表しており、同端末は同サービスに対応している。
同端末を用いたサービスとしては、映像視聴中にSNSと連動したコミュニケーション、複数の角度からのスポーツ映像の視聴、視聴コンテンツと連動したインターネットショッピングなどが検討されている。