富士通は12月16日、サントリーグループの業務システム基盤となっているサーバ約6割を、仮想化技術などによってプライベートクラウド化し、一部業務システムの運用を開始したと発表した。
富士通は今回のシステム刷新にあたり、サントリービジネスエキスパートとサンモアテックと共同で、VMwareの仮想化ソフトウェアを搭載したブレードサーバ「PRIMERGY BX900」を導入。サーバ台数をそれまでの約5分の1に集約したことで、コストの圧縮や運用面の効率化などを図るほか、電力消費量の削減によるCO2排出量の削減も図る。
富士通は今後、新システムにおける稼働状況の可視化やICTリソース最適化などの支援を行い、保守も含めてワンストップによるサポートを提供するという。