カシオ計算機は6日、ハイブリッドGPS搭載の旅カメラ「EX-H20G」用に、カメラに保持された測位ログデータをKML形式でメモリカードに書き出す(ログの一括保存)機能を新たに開発したと発表した。

光学10倍ズーム搭載の"旅カメラ"「EX-H20G」

11月26日に発売したEX-H20Gは、GPS機能とモーションセンサーによる自律測位を組み合わせた「ハイブリッドGPS」を採用。屋内での位置情報測位を実現するほか、世界140都市と日本12都市の詳細地図を含む世界の地図データと、世界の著名な観光地の撮影スポット約1万点の情報を本体に収録しており、本体地図上に自分の居場所や撮影した写真と動画を表示することもできる。

今回発表された、ログの一括保存機能を活用することで、EX-H20Gの測位ログデータをメモリーカードを介してパソコンに転送でき、Google Earthなどで移動行程を再現できるようになる。同社では、「旅カメラを称するに相応しく、旅の思い出をより鮮明によみがえらせる、機能強化を実現しました」と説明している。なお、ファームウェアは同社ダウンロードページより無償でダウンロードできる。