フェンリルは同社のWebブラウザ「Sleipnir」の次期バージョンのベータ版となる「Sleipnir 3 beta」をWebサイトで公開した。対応OSは、Windows XP / Vista /7。

今回リリースされたSleipnir 3 betaでは高速にチューンナップしたGeckoエンジンを利用する「Gecko Viewer」、タブをドラッグ&ドロップして1つのグループにまとめる「タブグループ」などが新搭載。「Gecko Viewer」では、アドレスバーの右側にある切り替えメニューでIE7互換、IE9モード表示などとともに[Geckoで表示する]を選択できる。

タブグループは、タブをドラッグ&ドロップすることでグループ化、仕事やプライベート用といった具合にタブ単位でWebサイトを管理できる機能になる。また、常時表面に出しておきたいタブは、小さなタブ「Tablet」にすることで、表示領域を採らないタブとして保持しておくことも可能になる。

ドラッグ&ドロップして1つのグループにまとめる「タブグループ」

小さなタブ「Tablet」

「Gecko Viewer」

また、Webサイトでは、今後正式版公開までに同社のファイル管理ソフトFenrirFSでブックマーク管理を行う「FenrirFSブックマーク管理」、文字を選択してダイレクトにWeb検索を行う「スマートサーチ」などSleipnir 3正式版までに搭載する予定の新機能なども紹介されている。