ハンファジャパンは26日、「UMAZONe」ブランドのドライブレコーダー「M9GPS」を発表した。同日より、web限定で発売を開始する。価格は1万9,800円。
M9GPSは、車外と車内の映像を同時に撮影することが可能なドライブレコーダー。車内カメラには、照度センサーが搭載されており、車内が暗い場合には、自動的に赤外線撮影に切り替わる(6灯の赤外線LEDも装備)。なお、車内の映像と音声の記録は、本体に装備されているスイッチでオン/オフを切り換えることが可能だ。前後とも、水平89.8°、垂直67.2°の画角を持つ広角レンズを搭載。受光素子は、いずれも30万画素のCMOSセンサーで、撮影される映像の解像度は640×480。フレームレートは、高画質(車外16fps/車内6fps)、標準画質(車外8fps/車内3fps)、低画質(車外5fps/車内2fps)の3段階。製品には、4GBのmicroSDHCカード(Class6)が付属しており、高画質の場合4時間、標準画質の場合6時間、低画質の場合9時間分の映像を記録可能だ。
取り付けは、車のフロントガラスに付属の両面テープで貼り付け、電源コードをシガーソケットに差すだけ。車のメインキーに連動して動作を開始。自動的に録画をスタートする。ファイル形式はH.264 (MPEG4 Pt.10)で、ファイルは1分ごとに分割保存される。メモリ残量がなくなった場合、古いファイルから削除され、その上に新しい映像を記録していく。常時録画以外に、本体に3軸の加速度センサーが内蔵されており、設定値以上のGを検出した場合、そのその瞬間の20秒前から40秒後までの映像が、専用フォルダに記録される(本体に装備されている手動録画ボタンを押した場合にも、同様に1分間の映像が記録される)。また、本体にはGPSが内蔵されており、映像の撮影と同時に、走行情報も記録する。
microSDHCカードに記録した映像と走行記録は、付属のソフトウェアにより、PC上で表示可能だ。対応環境は、Windows 7、Windows Vista(SP1以降)、Windows XP(SP3以降)。なお、付属ソフトウェアでは、映像や走行記録の表示だけでなく、画質、加速度センサーの感度などの本体の設定も行える。これらの設定は、microSDHCカードに記録され、本体側に反映される。
付属のmicroSDHCカードの容量は、4GBだが、最大で8GBのカードにまで対応。ただし、常時記録を行う機器であるため、メモリの品質によっては動作しないケースもある。Class6のメモリカードで、信頼の置けるメーカーの製品ならばおそらく大丈夫だろうとのことだが、相性によるトラブルなどには責任を持てないとのことだ。