米NVIDIAは11日(現地時間)、DirectX 11をサポートするFermi世代GPUの新モデルとして、メインストリーム・デスクトップ向けの「GeForce GT 430」を発表した。同日より、主要カードベンダを通して順次発売が開始されている。日本国内向けカード製品の店頭価格は7,000円台~9,000円台となる見込みだ。

「GeForce GT 430」のGPUパッケージ

「GeForce GT 430」のリファレンスカード

GPUの製造プロセスは40nmで、トランジスタ数は5億8500万個。DirectX 11/Shader Model 5.0をサポートする。SP(CUDAコア)数は96基、コアクロックは700MHz、シェーダクロックは1400MHz、テクスチャユニット数は16基、ROP数は4基、メモリタイプはDDR3で動作クロックは900MHz(データレート1800MHz)、メモリ接続バスの帯域は128bitで、メモリ容量は1024MB。

コアのブロックダイアグラム

ほか、バスインタフェースはPCI Express (2.0)。映像出力端子はDVI-I×1、HDMI×1、D-Sub×1。公称最大消費電力は49Wとされ、補助電源コネクタは無し。

GeForce GT 220の後継という位置付けで、最大1.5倍の性能アップをうたう