米インテルとマカフィーは8月19日(米国時間)、インテルが約76億8000万ドルでマカフィーを買収し、マカフィーが100%子会社としてインテルの傘下に入ることで合意したことを正式に発表した。

インテルのポール・オッテリーニCEOは発表内容で、今回の買収に関して「これまでは省電力や(インターネットへの)接続性がコンピュータに求められる重要な要素だったが、今後は3つ目の重要な要素として、セキュリティが加わることになる」とし、「マカフィーの製品や技術を取り込むことで、ユーザーに対してより安全なインターネット環境を提供できるようになる」と述べている。

今回の買収に関しては、本日中に両社日本法人からも(抄訳ベースの)報道発表が行われる予定となっている。

なお、「現時点ではあくまで取締役会での決定事項という段階であり、具体的な戦略や日本市場への影響等の詳細については現時点では未定」(インテル日本法人)とのことだ。