ニコンは19日、機能性とデザイン性を両立したデジタルカメラ「COOLPIX(クールピクス) Sシリーズ」から、パソコン画面の投影も可能になったプロジェクター内蔵機種「COOLPIX S1100pj」を9月16日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は4万3,000円前後。
同製品は、初のプロジェクター内蔵デジタルカメラ「COOLPIX S1000pj」の後継機種。今回は、プロジェクターの明るさを40%向上させるとともに、最長投映距離は2.4m、最大投映サイズは47型まで対応している。
パソコン(WindowsもしくはMacintosh)とUSBケーブルで接続した場合、パソコンのモニターに表示しているさまざまなデータの投映に対応。また、プロジェクター投映時もカメラ背面のタッチパネル式液晶モニターに映像を表示し、タッチパネルとプロジェクター機能を連動させて、投映中の写真に文字やイラストをリアルタイムで書き込むことも可能となっている。
カメラの機能としては、レンズに35mm判換算で広角28mmからの光学5倍ワイドズームレンズ、有効画素数1,410万ピクセルの撮像素子を搭載。専用の「動画撮影ボタン」よってワンタッチで撮影が開始できるHD動画撮影機能(1280×720 / 30fps)、タッチパネルを活用し、撮影した写真にタッチするだけで6つのフィルター効果による画像編集も可能となっている。
記録メディアは約79MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHC / SDXCカードに対応。突起物を含まないサイズは、約100.8(W)mm×62.7(H)mm×24.1(D)mm、バッテリーとメモリーカードを含んだ質量は約180g。