パナソニック オートモーティブシステムズは4日、SDカーナビステーション「ストラーダ」Sクラスの新製品「CN-MW250D」と「CN-MW150D」を9月10日に発売すると発表した。いずれも価格はオープンで、推定市場価格はCN-MW250Dが14万円前後、CN-MW150Dが12万円前後。
今回発表された2機種は、7V型ワイドモニターを搭載した2DINサイズのカーナビステーション(エンターテイメント機能をプラスしたカーナビゲーションシステム)。地図用とエンタメ用に2枚のSDメモリーカード(各8GB)を搭載し、詳細地図の利用と高音質CD録音が可能となっている。
オーディオ機能として、内蔵するCD / DVDドライブからSDメモリーカードへ高音質AAC録音が可能なCDダイレクト録音機能を持ち、iPodやUSBメモリーに記録された音楽ファイル(MP3 / WMA)の再生にも対応する。音質にもこだわっており、圧縮音源を高音質で再生する「快適メモリーミュージック」モードなどが利用可能だ。
地上デジタル放送の視聴機能は、CN-MW250Dではフルセグとワンセグ、CN-MW150Dはワンセグに対応。移動してエリアが変わっても自動的にチューニングを行う「新・放送局サーチ」も搭載している。
そのほか、主要国産車対応の「学習型ステアリングスイッチコントロール」機能が搭載され、多彩な車種でオーディオの音量調整などを手元操作で実現。給油情報を入力して燃費計算を行ったり、急加減速・アイドリング時間・高速度走行を5段階で診断して経済的な運転の目安にできる新機能「ecoドライブアシスト」も搭載されている。
ナビ機能では、地図用メモリーカードに全国1,006都市の市街地図(25m / 50m縮尺)や豊富な検索データベースを収録。駐車場やコンビニ等を地図上に素早く表示する「ランドマークセレクト」機能や、ETC専用のインターチェンジ「スマートIC」を考慮したルート探索なども利用できる。