パナソニックは30日、新開発の大型・高感度CCDセンサーと光学3.8倍ズームレンズを搭載したハイエンドコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LX5」を8月20日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は6万円前後。
同製品は、約2年ぶりのリニューアルとなる「DMC-LX3」の後継モデル。画素数ではなく、受光面積を増やし高感度性能のアップを目指した新開発1 / 1.63型高感度CCDセンサーを搭載し、常用ISO800の高感度撮影時でもノイズも抑えた高画質を実現する。有効画素数は1010万画素。
レンズは、開放F2.0・広角24mm(35mm判換算)で光学3.8倍ズームを実現した新開発「LEICA DC VARIO-SUMMICRON(バリオ・ズミクロン)レンズ」を搭載。歪曲 / 鮮鋭度 / ゴースト / フレアなどの各要素において優れたレンズ性能を確保し、光学式手ブレ補正機構も内蔵する。
さらに、同社一眼カメラのGシリーズに使用されている、マニュアル操作を直感的に行える後ダイヤルの採用や、外付けライブビューファインダーに対応させるなど、ハイアマチュアユーザーのニーズを満足させる操作系と各種オプションアクセサリーを充実したとのこと。
動画撮影ではAVCHD Liteに対応しており、「おまかせiA」による撮影のほか、絞りやシャッタースピードを設定してクリエイティブな撮影も可能としている。
記録メディアは、約40MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHC / SDXCカードに対応。突起物を除いた本体サイズは109.7(W)mm×65.5(H)mm×43(D)mmで、バッテリーとメモリーカードを含めた重量は約271g。